ストーマパウチの交換時期に関して

近年は医学の発達によって、これまでに治らないとされてきた様々な病気を治すことが出来るようになっています。

しかし完全に元に戻るわけではなく、治療により切除したりする箇所がある場合には、一時的にであっても何らかの不具合が発生する可能性があります。

その代表的な物と言えるのが、人工肛門です。

腸に何らかの疾患があったり、その他の場合にも人工肛門となる可能性はあります。

それはある程度病気が回復するまでの、一時的な場合が多いですがこの人工肛門の事をストーマといい、装具の事をパウチと呼びます。

このストーマパウチには様々な種類がありますが、人工肛門は自分の意志とは関係なく自動的に排泄物が出てきてしまうので、常に装着をしておかなければなりません。

このストーマ袋にもコロストミー・イレオストミー等の種類があります。

また、パウチの方にもそれぞれのストーマに合ったものがあるので、その点を間違わないように注意が必要です。

もしも間違えてしまうと、装着や交換の際に不具合がある可能性があるからです。

また排泄物を取り扱うという点を考えるとわかると思いますが、清潔さを保つためにも定期的に交換しなければなりません。

不衛生なままだとそこから雑菌が繁殖してしまい、別の感染症になってしまう恐れがあるからです。

ストーマパウチは、単純に取り外しが出来るわけではないので、しっかりと必要なアイテムを準備してから外す作業に取り掛かりましょう。